Now Loading...

Relation.Vol.4 ~エイブルアートの世界観~

                         山村 晃弘「Inspirationシリーズ Paint.7」

 

開催期間:2018年5月12日(土)~6月20日(水) 11:00~20:00 火曜定休

障がいを抱えつつ、輝きながら今を生きる、個性あふれるアーティストたちの作品展です。彼らの目に映る世界は、私たちの想像を超えた独創性に溢れ、強烈なインパクトを持って私たちの心を捉え、色々なメッセージを送ってくれます。作品を見た人それぞれが何かを感じ、心が温かくなったり、時には励まされたり…。そんなエイブルアートの魅力を一人でも多くの方々に知って頂き、ファンになって頂くこと、そして彼らのメッセージを受け取れる機会が、見えない「縁」で繋がります様に(relation)。そんな願いを込めた展覧会です。

*エイブルアート(Able Art)とは、アートを通して、誰もが豊かに生きることのできる社会を実現したいという考えを基にすすめている、アートや人が持つ可能性を再発見する活動の事です。

 

<出展アーティスト>

荒井 陸(あらい りく)

1995年生まれ 奈良県在住
2014年よりたんぽぽの家で活動をはじめる

「描いている今が楽しくて仕方がない」まわりが驚くほど、のめり込んで制作をしている。決まってみられる「掃除機」は自身の一番お気に入り。長い物と機械音を好む彼にとって、これ以上ない最高のモチーフだ。愛用の画材「マジックペン」の質感もたまらない。画面全てを埋め尽くし、インクがつきるまで描き味を噛み締めることもある。好きなモノを好きなように好きな方法で描き出す。
そこから生まれた表現は独創的で刺激的だ。

荒井 陸:「84」

 

木村 昭江(きむら あきえ)

1979年生まれ 奈良県在住
2000年よりコミュニティショップCHIRORIで活動をはじめる(2011年3月閉店)
2007年よりたんぽぽの家で活動をはじめる
2008年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト

趣味はレターセット集めと古本屋めぐり。江戸の暮らし、昭和レトロ、ピカソ、ミュシャ、大阪のおばちゃんなどなど、彼女のアンテナにひっかかったものが、たちまち作品に反映されていく。本が好きで、よく行く図書館では、食べ物が載っている料理本の他、ヘビ図鑑、昆虫図鑑、きのこ図鑑、民族図鑑等を借りて、モチーフや色づかいを参考にしているという。このほか、生活のなかの場面から、空想のキャラクターを生み出し描く。

木村 昭江:「ルリタマアザミ」

山村 晃弘(やまむら あきひろ)

1988年生まれ 奈良県在住
2006年よりたんぽぽの家で活動をはじめる
2010年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト

踊ること、歌うこと、お話することが好き。愛くるしく快活な性格が、人に喜びを与えている。そんな彼の人柄を、そのまま表現したように描き出される線や色は、まるでダンスのようなリズムで描かれている。食物、動物、遊具、など身近なモチーフが「おもしろいもの」として、画面いっぱいに表現される。

山村 晃弘「Inspirationシリーズ Paint.23」