Relation.Vol.2 ~エイブルアートの世界観~
中村 真由美「ピストル」
開催期間:2017年12月1日(金1)~12月25日(月) 11:00~20:00 火曜定休
この展覧会は終了しています。
障がいを抱えつつ、輝きながら今を生きる、個性あふれるアーティストたちの作品展です。彼らの目に映る世界は、私たちの想像を超えた独創性に溢れ、強烈なインパクトを持って私たちの心を捉え、色々なメッセージを送ってくれます。作品を見た人それぞれが何かを感じ、心が温かくなったり、時には励まされたり…。そんなエイブルアートの魅力を一人でも多くの方々に知って頂き、ファンになって頂くこと、そして彼らのメッセージを受け取れる機会が、見えない「縁」で繋がります様に(relation)。そんな願いを込めた展覧会です。
*エイブルアート(Able Art)とは、アートを通して、誰もが豊かに生きることのできる社会を実現したいという考えを基にすすめている、アートや人が持つ可能性を再発見する活動の事です。
【出展アーティスト】
1977年生まれ 奈良県在住
1995年よりたんぽぽの家で活動を始める
2007年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト
植物、動物、昆虫などの生命と対話するように描く。また、森や空などの自然を全身で感じ取り、力強い線と色彩を重ねてゆく。圧倒的な作風からメディア(TV・雑誌)で多く取り上げられ、大手企業とのコラボレーションも多数あり。
山野 将志:「ヘビ、マングース」
1985年生まれ 奈良県在住
2001年よりたんぽぽの家で活動を始める
2007年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト
自分の目で捉えたものを、素直にまっすぐに強い筆跡で描き切る。小さな頃から大好きなテーマとして描かれている動物や人物のイラストは、老若男女を問わず、思わず微笑んでしまうような、優しさと明るさで、見た人の心をほっこりと和ませる。
中村 真由美:「ワニ」
1979年生まれ 奈良県在住
2007年よりたんぽぽの家で活動を始める
2010年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト
果物や花などを色鮮やかに描く。写実的に描かれているにもかかわらず、どこか斬新で独創的な色使いや組み合わせ、バランス感覚に見るものは思わず引き込まれてしまう。生き生きと語りかけてくるような優しい作品は、多くの人の心をひきつけ、様々な企業の商品やノベルティなどにも使用されている。
西ノ園 有紀:「ブロッコリー」
1985年よりたんぽぽの家で活動を始める
2004年より「たんぽぽの家ディサービス ぶるーむ」で創作プログラムに参加
2006年よりたんぽぽの家で月2回の制作活動を始める
ユニークな生き物や、記号のように見える食べ物や植物。リズムよく構成された画面。この独特な画風のルーツは「道路標識」。様々なチラシや本から、道路標識を見つけては切り抜き、コレクションしている。大好きなものを並べて遊ぶかのように、キャンバスには楽し気な思いが詰め込まれている。
青木 優:「まるしかくさんかく!」