Relation.Vol.1 ~エイブルアートの世界観~
木村 昭江:「花Ⅱ」
開催期間:2017年10月28日(土)~11月26日(月) 11:00~20:00 火曜定休
この展覧会は終了しています。
障がいを抱えつつ、輝きながら今を生きる、個性あふれるアーティストたちの作品展です。彼らの目に映る世界は、私たちの想像を超えた独創性に溢れ、強烈なインパクトを持って私たちの心を捉え、色々なメッセージを送ってくれます。作品を見た人それぞれが何かを感じ、心が温かくなったり、時には励まされたり…。そんなエイブルアートの魅力を一人でも多くの方々に知って頂き、ファンになって頂くこと、そして彼らのメッセージを受け取れる機会が、見えない「縁」で繋がります様に(relation)。そんな願いを込めた展覧会です。
*エイブルアート(Able Art)とは、アートを通して、誰もが豊かに生きることのできる社会を実現したいという考えを基にすすめている、アートや人が持つ可能性を再発見する活動の事です。
【出展アーティスト】
1977年生まれ 奈良県在住
1995年よりたんぽぽの家で活動を始める
2007年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト
植物、動物、昆虫などの生命と対話するように描く。また、森や空などの自然を全身で感じ取り、力強い線と色彩を重ねてゆく。圧倒的な作風からメディア(TV・雑誌)で多く取り上げられ、大手企業とのコラボレーションも多数あり。
山野 将志:「初冬の原生林」
1979年生まれ 奈良県在住
2007年よりたんぽぽの家で活動を始める
2008年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト
江戸の暮らし、昭和レトロ、ピカソ、大阪のおばちゃんなど、彼女のアンテナに引っかかつ太茂野が、たちまち作品に反映されていく。彼女の目線で捉えたモチーフは、女性らしい細やかな線や鮮やかな色合いで描き出され、独特の世界観を生み出す。
木村 昭江:「フリソデウオ」
1988年生まれ 奈良県在住
2006年よりたんぽぽの家で活動を始める
2010年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト
。踊ること、歌うこと、お話をすることが好き。愛くるしく快活な性格が人に喜びを与えている。そんな彼の人柄を、そのまま表現したように描き出される線や色は、まるでダンスのようなリズムで、画面いっぱいに表現される。
山村 晃弘:「Inspilationシリーズ Paint.33」
1995年生まれ 奈良県在住
2007年よりたんぽぽの家で活動を始める
「機械音」と「長いもの」を好む、彼の一番のお気に入りのモチーフは「掃除機」。愛用のマジックペンのインクが尽きるまで、驚くほどの集中力で、画面を埋め尽くしてゆく。底から生まれた表現は、独創的で刺激的だ。
荒井 陸:「青い掃除機」