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Relation.Vol.3 ~エイブルアートの世界観~ 開催中

福岡 佐知子:「春」

開催期間:2018年1月5日(金)~2月19日(月) 11:00~20:00 火曜定休

障がいを抱えつつ、輝きながら今を生きる、個性あふれるアーティストたちの作品展です。彼らの目に映る世界は、私たちの想像を超えた独創性に溢れ、強烈なインパクトを持って私たちの心を捉え、色々なメッセージを送ってくれます。作品を見た人それぞれが何かを感じ、心が温かくなったり、時には励まされたり…。そんなエイブルアートの魅力を一人でも多くの方々に知って頂き、ファンになって頂くこと、そして彼らのメッセージを受け取れる機会が、見えない「縁」で繋がります様に(relation)。そんな願いを込めた展覧会です。

*エイブルアート(Able Art)とは、アートを通して、誰もが豊かに生きることのできる社会を実現したいという考えを基にすすめている、アートや人が持つ可能性を再発見する活動の事です。

 

出展アーティスト

武田佳子(たけだあつこ)
1957年生まれ 奈良県在住
1980年よりたんぽぽの家で活動を始める
2007年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト

とりわけ猫を中心とした動物を愛し描いていたが、浮世絵との出会いにより、人間を描くことに惹かれ始め、油絵や版画、パステルなど様々な手法に挑戦し、墨を使った表現にたどり着いた。瞬発的に生まれる力強い線は息の合うパートナーのサポートがあってこそ。生命あるものを描き、自分の存在と重ね合わせることで、どう生きたいかを自らに問いかけている。

 

武田佳子:「愛ある男」

 

伊藤樹里(いとうじゅり)
1979年生まれ 奈良県在住
1995年よりたんぽぽの家で活動を始める
2007年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト

日々の「ニュース」、気になる出来事や、覚えた自慢の漢字を、とめどなくしゃべりながら書くのが彼女の制作風景。まるで文字が雄弁に語りかけてくるような、自由で生き生きとした作品はその制作風景をそのまま物語っているよう。

 

伊藤樹里:「竹」

 

前田考美(まえだなりみ)
1983年よりたんぽぽの家で活動を始める
2009年よりたんぽぽの家で活動を始める

楽しかったこと、雑誌のお気に入りの女の子、目に留まった動物や花など、彼女のインスピレーションにピンときたモチーフたちは、感じたまま形と色となり、画面いっぱいに溢れ出す。優しく明るいパステル調の作風は彼女の人柄をそのまま感じさせる。

 

 

前田考美:「はっぱ」

 

福岡佐知子(ふくおかさちこ)
1963年生まれ 奈良県在住
1983年よりたんぽぽの家で活動を始める
2007年「エイブルアートカンパニー」登録アーティスト

彼女にとって、書は絵の世界。文字の意味をイメージに置き換えて、「形」として描いている。明るく温かい人柄が、そのまま作品に表れており、悲しい意味合いを持つ文字でも、彼女が描けば、どこかユーモラスで、見る人に温かい気持ちを与える作品となる。

福岡佐知:「春」